ゼロからの韓国生活 in Pohang

ソウルや釜山なら聞いたことあるけど、ポハンってどこよ⁉レベルからの生活・観光日記です

韓国語でスピーチ

「クラス最終日、一人5分でスピーチすることになってるから」と言われ、

えっっ💦無理でしょ。안녕하세요?(アンニョンハセヨ)くらいだよ?言えるの…

と焦ったのがクラス最終日の3週間前。

スピーチのテーマは「Life in Pohang(浦項での生活)」

韓国語で書くのはおいといて、とりあえず下書きをしてみよう…とノートに走り書き。

アメリカから韓国へ引っ越してきてから経験したこととか、
感じたことをつらつらと書いていったのですが、
何だか日々モヤモヤしていたことを吐き出せた感じがして、すごくスッキリしました。

アメリカに住んでいた時は、自分の好きな仕事をして、お給料貰って
好きなもの食べたり、欲しいもの買ったり、
友達とお茶したり、バーに飲みに行ったり、
映画のようなキラキラしたマンハッタン生活とは程遠いものだけど、
私なりの充実した日々を過ごしていました。
それでも、やっぱりNYで一人で生きていくのは、時には本当にしんどいし、
家族がいたらなぁ、結婚したいなぁ、と思っていました。

結婚して、旦那さんの仕事のため韓国へ引っ越してきたばかりの時は
新婚、新居、新生活、新しい国!!と計り知れないくらいウキウキ、ワクワクでしたが、
数日経って、ふと気づくと、
私の仕事といえば家事くらい、
気軽に話せるのは旦那さんのみ…。
「結婚」と引き換えに、持っていたもの全てを失った気がし、
今日が何月何日の何曜日なんだかも分からなくなり、
自分の存在価値に疑問を抱き
気づけば、狂ったかのように掃除機をかけまくっていました。

そんな落ち込んだ状況から、
この市庁での韓国語クラスを受けたり、
市のイベントに参加したり、
携帯電話契約したり、
Lotte Point Cardを作ったり、
近所の人とお茶しておしゃべりしたり…と
少しずつ浦項での生活に順応しはじめて、気持ちが上向きになってきたところだと書いたところで、

「あー。アメリカに引っ越したばかりの時も同じだったなぁ。」と。

いくら自分の意志での移住とは言え、
慣れるまで時間もかかったし、葛藤もいっぱいあったことを思い出しました。

だらだら書いたスピーチの最後は
「浦項に来たことで、今までの過去が消えてなくなったわけじゃなくて、
浦項に来たことが、私の人生に一つの要素として加わったんだと気づきました。」
と書いて締めました。

最終日2週間前はクラスメイトが欠席だったので、
プライベートレッスン状態なのを利用して、下書きを見てもらうことに…。

「すごいじゃない!もうこんなに書けるなんて!」と先生に驚かれたけど、
すごいのはGoogle Translateだよ💦私は日本語か英語で入力しただけだよ💦💦

…何はともあれ、一応スピーチの原稿完成…。

さて、家で読む練習でも…と思い声に出して読むのはいいけど
どこで区切るのか良く分からない部分もあり、かなり誤魔化しながらの練習。

そして、本番。

自分でももはや何を喋っているのか「?」な感じもありましたが、
無事に乗り切ったと思います👍

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スピーチのご褒美に貰ったお餅🎵