ゼロからの韓国生活 in Pohang

ソウルや釜山なら聞いたことあるけど、ポハンってどこよ⁉レベルからの生活・観光日記です

韓国での妊娠・出産記録【いざ出産!2】

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家族分娩室に移動する前、浣腸を打たれているので、5分経ったらトイレに行くよう言われ分娩室内のトイレへ。

そのあとは無痛分娩用に刺した管に麻酔を流し始めてもらいました。

陣痛の痛みがスーッと消えていき、「こんなに楽ならもっと早く痛いって言えばよかった」なんて思いながら分娩台のベッドでウトウト。

「痛み無く産めちゃうなんて楽だなぁ~」なんて呑気に寝ていたら、看護師さんが入ってきて色々調べた後「子宮口が開いたから、今から羊水を破裂させます」と竹串片手に言われ、破水したのが午前4時頃。いよいよ出産かぁ、この人が担当するのかな?なんて考えていたけれど、麻酔の影響で力めず、麻酔をストップされました。

今まで麻酔で抑えていた陣痛の痛みが徐々に押し寄せる。40%の痛みを経験した後はすっかり痛み無く過ごしてきたところ、いきなり100%の痛みが襲ってきたので、もう言葉に表せないくらい痛い!!呼吸がうまくできない感じになったら酸欠になりかけてたのか、酸素マスクをつけられました。

痛かったらベッドのボタンを押してと言われ、自分で手を伸ばして押せないものだから旦那さんに押してと頼み、何度も看護師さんを呼び出したけれど、呼び出す度に「まだ」とか「もう少し様子見ましょう」とか特に何もしてもらうこともなく、一体担当の先生はいつ来てくれるのか?と聞くと「10時くらいかなぁ」と言われたのが午前6時とか7時頃。

痛むたび「あーー!」「あーー!」と叫んでると「ふー」「ふー」と息を吐くように言われたけど、もう冷静にフーフー言ってる場合じゃなく「ふ、ゔーう」「ふ、ゔーう」とキレ気味な感じでしか繰り返せず…。

午前8時頃にいつもの担当の先生が来てくれた時には「救われる!!」と感動したのも束の間、「もう少し様子見で」と言われ行ってしまった💦その後もちょくちょく来てくれたけど「様子見で」とだけ言われる…。

最後様子を見に来てくれた看護師さんに、痛くなったら10秒間力んで、と言われたので、もうベルで呼んでも「様子見で」しか言われないからベル押すのをあきらめ、旦那さんに10秒数えるの手伝ってもらいながら力んでいました。

そうこうしていると、皆がゾロゾロ入ってきて「じゃ、ここからは一緒にやりましょう」と言われバタバタと出産準備が始まりました。

担当の先生もやってきて、部屋の電気も薄暗くなり、いよいよ分娩。どうなってるのかさっぱり分からないまま力んでいると、お腹の中の左側をドドンと蹴る赤ちゃんの動きを感じ、あれ?まだ中にいるんだ、と思ってたらそれが最後の一蹴りだったようで、「Congratulations!」とお医者さんに赤ちゃんを手渡されました。へその緒は旦那さんがカット。

産まれたばかりの赤ちゃんは温かく、私の胸の上で大人しくしていて、「この子が私のお腹の中にずっといたんだなぁ、やっと会えたんだぁ」と胸いっぱいになりました。アニメやドラマでよく見るような出産シーンのようにギャーギャー泣くことはなかったので大丈夫か?と一瞬心配になりましたが、看護師さんにおくるみに包まれているときに大泣きしていたので安心しました。

赤ちゃんはそのまま新生児室へ。私は病室へ。コロナのため面会は午前、午後それぞれ一回ずつ窓越しのみでしかできません。
入院期間は2泊3日。その後に予約しておいた産後病棟(調理院)に移動しました。

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出産した日の晩御飯

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病院の1人部屋。料金は2泊3日で約7万円

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1人部屋にはシャワー・トイレ付。シャワーはうちの旦那さんが使用。