ゼロからの韓国生活 in Pohang

ソウルや釜山なら聞いたことあるけど、ポハンってどこよ⁉レベルからの生活・観光日記です

韓国浦項でのCOVID-19対策

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。

2月中旬にうちの旦那さんの職場の人が感染したとのことで、2週間自宅隔離をしていました。36.7℃~37℃の熱が1週間続いたので、感染したか!?どーしよー、どーしよー💦と暗い気持ちでずーっと寝ていましたが特に何もなく、
浦項市も4月に入ってからは感染者を出しておらず(現段階で計52人感染、そのうち44人は完治)
近所の様子もピリピリとした張りつめていたものがなくなり穏やかになったように感じます。

自宅にいなければならない期間はいつも以上に生活のリズムが乱れたので、何日の何曜日なんだか分からない状態でしたが、旦那さんが出勤可能になって出かけるようになると、「社会的距離の確保期間」(一応4月19日まで)ではあるものの自粛前とあまり変わらない毎日が戻ってきました。夜ご飯後出かけることがなくなったくらい。

言葉もわからない国で万が一のことがあったら…と外出するのを恐怖に感じたこともありましたが、浦項市や韓国中央災難安全対策本部が予防の呼びかけ(毎朝)と感染確定者の行動経路(随時)を携帯にアラートを流してくれるのと、領事館から感染した場合には保健所にまず電話!という内容のメールが毎日くるので、対策や対応がわかりやすく、安心できるようになりました。

マスクが手に入らなくて困ったなぁ、と思っていたら、皆が平等に買えるように生まれた年(西暦)の末尾によって曜日分けされ、一人2枚まで買えるという規則ができ、無事にマスクを入手できるようになったり、
ハンドサニタイザーも購入できない…という人のために、浦項市庁の前でハンドサニタイザーを配布するブースが設けられたり。
浦項市のホームページで一人目の感染者の動線が発表されたとき、サイトがパンクしたようで、皆がすぐに確認できるようにとアラートにしてくれたのもすごく早かった!
(何時にどこで食事したかとか、その人が立ち寄った時間と場所が出るので、最初はコロナが近づいてきてる恐怖感がありましたが、具体的にわかるので近づかないようにしようと気をつけられるので良かった。立ち寄った場所はすべて消毒されるので、1日クローズになります。)

韓国の「社会的距離の確保」の方法も他国と変わらないと思うのですが、
自分が感染しない、というだけでなく皆で感染を防ごう、といった町全体での団結力がすごいのかなぁと感じました。

韓国の社会的距離の確保👇

(1)不要不急の外出、集会、外食、行事、旅行等は延期または取り消す
*海外では、食事の際の感染事例が多数報告され、特に食事を伴う行事・会合は延期や中止
(2)発熱または呼吸器症状(咳、咽喉痛、筋肉痛など)があれば、出勤せずに家で十分休息すること
(3)生活必需品の購入、医療機関への訪問、出勤・退勤を除いて外出を控える
(4)他人との握手等身体接触を避け、2m健康距離を置く
(5)手洗い、咳のマナー等個人衛生規則の順守
(6)毎日周辺環境を消毒し、換気する

買い物くらいしかしない私のCOVID-19対策(家での過ごし方)

・NetflixのZumbo's Just Dessertsを見て感化され、お菓子作りに励む。
・普段なら作るのを避ける面倒な料理を作る。
・パンを焼いてみる。(満足いくものができないので暫く作り続ける予定。)
・チェロの練習に励む。(一人で弾くのは飽きてきた…。)
・普段見ないようなドラマ「Prison Break」「The 100」「Gossip Girl」を見る。

…こんなことしてる暇があれば、韓国語勉強すればいいのに…してない。。

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3月末に咲いたモクレン

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買い物途中での花見。人が集えないように囲われており、これ以上は入れず。

 

とうとう浦項にも

連日被害が拡大していってる新型コロナウイルスですが、とうとうこの浦項でも感染者が出ました。

大邱の教会に感染者が通っていたようで、その教会中心にどんどん感染者が確認されているようですし、そこの教会の礼拝に出席した浦項市民にも感染したようで、その人の行動経路が書かれたものを、友人・知人から情報共有してもらったり旦那さんの職場からのEmailで確認したりしています。

浦項市庁のサイトにも、今のところ2人の罹患者のそれぞれの行動が時系列に書き出されていていつどこに立ち寄ったかがわかるようになっています。

浦項市庁サイト内の感染者行動経路:http://www.pohang.go.kr/COVID-19/index.do?tabNo=05

普通に公共交通機関のバスに乗っているし(しかもそのバスはうちの近所も走っているバス)、人の集まるような場所(市場とか飲食店)とかも利用しているので、浦項でもあっという間に被害が拡大してしまうのではないかと思っています。

かかった時にどうすればいいか、日本領事館からもEmailがきているので、もう一度読み直しておこうと思います。

韓国で初歯医者!

左奥の下の歯が痛む気がしたので、歯医者へ行くことにしました。

いきなり受付で韓国語の壁が立ちはだかり、英語も通じないのでGoogle Translateを使って検診の予約を入れることが私にとってまず第一歩。(空き状況によってはその時にすぐ検診してもらえる場合もあります。)

診察日には、歯のレントゲンを撮ってもらい、気になる箇所は診察台上で写真も撮り、その場で確認してもらえます。このレントゲンは、プラスチックの板を前歯でかんでるうちにグルリと全体がとれるタイプのもの。日本の歯医者もこのタイプのレントゲンだと思いますが、アメリカにいた時通っていた歯医者では、口の中にレントゲン用の器具?みたいなものを入れて一ヵ所ずつ分けて撮るタイプのものだったので、撮り終えるまでに疲れるし口痛いし、アメリカの医療技術に対して疑問を抱くくらいのレトロな感じでした。(アメリカの全ての歯医者が面倒なレントゲンをしているわけではなく、今回受けたレントゲンと同じタイプのものを使用している歯医者もあります。でも、アメリカ人同僚が一発でレントゲン取れる機械がある!と驚いて報告してきたくらいなので、メジャーではないのかも…。)

スケーリングしてもらって、虫歯は特にないと言われたのですが、10年以上前に治療して金属の被せものをしたところが痛むことを伝えると、開けてみないと分からないと言われました。アメリカの歯医者でも歯と金属の被せもののサイズが合っていないと言われたこともあるので、歯は自然治癒しないし意を決して治療を開始することにしました。(アメリカで、金属外して新しくするための代金を見積もってもらったときに$500(約5万円)以上かかると言われたので「じゃ、日本で治します」と治療拒否し放置していました。因みに虫歯治療をした時の費用は、保険入っていても約$130。)

金属部分の下は根管治療が必要となっていたので、しばらく歯医者通いすることになりました。

しかしこれ、アメリカで根管治療が必要となったとき、言われた以上の金額がかかっていたんじゃ…💦と考えると、その時に治療しなくて良かったぁ、と思います。