ゼロからの韓国生活 in Pohang

ソウルや釜山なら聞いたことあるけど、ポハンってどこよ⁉レベルからの生活・観光日記です

新型コロナウイルスの影響

連日ニュースで増え続ける感染者の数や、武漢からチャーター機で日本帰国した様子などを見ていて、このノンビリした雰囲気の町、浦項は大丈夫なのかなぁ?中国からの留学生や研究者たちもいるし、中国へ出張する人だっているはずだし…と気になっていました。

ただ、予防するためのワクチンもない状況で、良く分かってないウイルスへの対策として、果たして巷で言われている手洗いうがいで本当に十分なのかは謎ですが、やらないよりはやっておいた方が良いとの判断で、帰宅後は必ず洗面所へ直行するようにしました。

マスクとかハンドサニタイザーも買っておいた方がいいのかな?と思い、薬局へ行ってマスクを買おうとすると、「コロナウイルス対策用のマスクは売り切れました」と言われました。PM2.5なら粒子が細かいため普通の風邪用マスクでは意味がない、という説明なら分かりますが、新型コロナウイルス用って何?通常の風邪用のマスクとはどう違うの?と不思議でした。(どっちみち、マスク全然なかったので、そんな細かい質問はしませんでした。ハンドサニタイザーはアパートを管理している方が大きなボトルをドアのところに設置してくれたので購入しませんでした。)

町の様子としては、あまり人混みに出掛けないようにしよう、と意識している人が多いのか、スーパーはいつもより人が少ないし、どこのお店の人も大体マスクして接客しています。(クリーニング店も携帯ショップもパン屋も)知人からは、レストランなどでもお客さんが減っているそうだと聞きました。

イベント関係もキャンセルになっているようで、一番近いところでは浦項工科大学(POSTECH)の卒業式と入学式がキャンセルになったり、新学期の始まりを遅らせたりしているようです。実は、この卒業式と入学式で参加しているオーケストラで演奏する予定だったので、式典の見学ができるとワクワクしていた分、卒業生や新入生以上に私が一番ガッカリしているかもしれません。。。

収束する兆しが少しでも見えるといいのですが…。いつまで続くか心配です。

🎉Happy Lunar New Year🎆

韓国では1月1日の正月より、太陰暦で旧正月を祝います。(今年は1月25日)

うちは夫婦揃って日本人なので特に旧正月を祝う予定はなく、近所のお店は全て閉まっているという情報を耳にしたので、ある程度食材を買いこんでおいて家でのんびり過ごすことにしました。旧正月前のスーパーには一家揃って買い物に来ているご家庭が多く、どことなく一大イベントの前のソワソワ感がありました。売り場も旧正月の食卓にはこれらが並ぶんだろうなぁというくらい、トッポギに使われる餅を斜めにスライスした餅や野菜(特にモヤシやダイコン、エリンギ)などが山積みになっていたり、肉コーナーでも威勢のいい掛け声で店員が販売している姿が見られました。スーパーの一角もお正月のギフトコーナーになっていて、秋夕(チュソク:※韓国のお盆)の時と同様にシャンプー詰め合わせとか海苔のセット等々が売られていました。

韓国人のご家庭では、韓国風のお雑煮を作ったり何種類かのナムルを用意したりと旧正月前日は一日中料理をしたり、遠方から親戚が訪ねてくる場合、車でお迎えに行ったりおもてなしをしたりと、さほど日本と変わらない感じです。お料理も沢山準備するし、親戚同士や職場の人にギフトを贈ることもするで、日本でいうとお歳暮の時期と正月が一緒にやってくるようなものだと思います。なので、出費も結構かさむそう。。。

そして、こちらでもお年玉文化はあるそうで、子ども達は韓服を着て福ジュモニと呼ばれる巾着みたいな袋を持ち、大人からお年玉をもらうそうです。

そんな文化から、私が参加させていただいているスセミ(エコたわし)を編む会では、旧正月前に福ジュモニをモチーフにしたスセミ作りがありました。イチゴの形さえまともに一人で編めないのに、どうなることやら…と思いましたが、指がつりそうになりながらも、旧正月前で忙しいだろう他の人を巻き込みながらも、何とか完成💕

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福ジュモニのスセミ(赤いリボン部分は頂いたもの。自分で作ってない💦)

感謝と達成感を感じながら旧正月を迎えました✨

ヘアサロン✂

引っ越した後、やるべきことの一つにヘアサロン探しも入ってくると思います。

日本国内の引っ越しでも、美容師さんとの相性とか、お店の立地とか色々なポイントで探すと思います。海外に住んで美容師を探すとなると、現地の人に切ってもらうか、日系のヘアサロンを探すかがまずお店を決める第一段階となるのではないでしょうか。現地の人に切ってもらうのも良いのですが、その国によっても流行りが色々だったり日本人に対しての固定観念というか先入観みたいなものを持っていたり、という場合もあるので、想像通りの仕上がりにならないこともあります。なので、アメリカに住んでいた時は、日系のヘアサロンか、もしくは日本に帰国したタイミングで髪を切っていました。この浦項には、はたして日系のヘアサロンがあるのか?という疑問がありましたが、地図アプリを使って探しても見つからず、NAVERマップで見つけた比較的レビューも良く写真も多かったヘアサロン「헤어라운지마루(Hairlounge Maru)」というところへ行って切ってもらいました。

Hairlunge Maruの場所 ↓

goo.gl

ここは、男性と女性の美容師さんが2人いて、2人とも英語ができるのでコミュニケーションはとれるし、髪をすいてくださいとお願いすると、「そうね、日本人は髪をすくスタイルをするよね」と日本人の好みまで知っていて、手際よくやって下さいました。(韓国人女性は髪をすくのは嫌いで、ボリュームが多ければ多い方がいいらしい。)

ただ1つ!!日本と違うことが!!

シャンプーは別料金。なので、カットお願いします、と言って始めてもらい、髪を切って、ドライヤーかけて、はい終わり!となります。(うちの旦那さんはシャンプーまでしてもらっていたのに…。)カット代は驚くほど安かったです。女性は₩18,000(約1800円)男性は₩15,000(約1500円)。日本、韓国、アメリカ、の3つの国の中で一番安く、お店の経営が心配になるくらい。(因みに、アメリカで切ってもらっていた時は約$60でチップ$10で支払ってました。日本円にすると合計約7,000円。これでも安い方だったと思います。)

値段も技術も特に問題ないし、ここに何回か通いましたが、ありがたいことに日本人の美容師さんと知り合うことができたので、それ以降は夫婦揃ってその方のお店にお世話になることにしました。

その方が一人で経営されているお店「에이코 뷰티헤어(Eiko Beauty Hair)」では、女性にもシャンプーをしてくださいます!そして何より、(当たり前ですが…)日本語でお願いできるので、ざっくりした説明でもニュアンスで理解してくださる!カット代も日本人の美容師さんだからちょっと高めかな?とドキドキしたのですが、女性₩15,000で男性₩12,000と驚きの価格✨

에이코 뷰티헤어(Eiko Beauty Hair)の住所はこちら ↓ ※Google Mapsではお店登録はされてません。Street Viewも古いもののようです…。

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安心して行けるヘアサロンが見つかり、浦項でのヘアサロン探しは終わりました✂