カフェ in Pohang (4)【애니시 Aenisi 縁】
ネットでカフェ探しをしていて見つけた日本人経営のお店。
オーナーらしき人のブログには自家焙煎カフェと書いてあり、
また、夏メニューとして紹介されていた「おろし蕎麦」にうちの旦那さんが喰い付き、
「あー、おいしそうだなぁ、食べたいなぁ、おろし蕎麦!」とずっと言うので
夫婦で早速行ってみることにしました。
よく行くヨンイルデビーチ(영일대 해수욕장)からそう遠くないのですが、
道を歩いていて偶然見つけた!という感じにはならないような場所にあるので
携帯を片手に道を確認しながら向かいました。
本当にこの辺にカフェがあるのかなぁ…この道なんだか寂しい感じだし…
と、不安になりながらも歩いていると、そこにはネットで見た外観が!
よ、よし!入ってみるか…とドキドキしながら入ってみると
静かに音楽が流れる落ち着いた雰囲気の店内。
何を頼もうかメニューを見ると、
コーヒーはもちろん、その他のカフェでもおなじみの飲み物や、
煎茶や抹茶といった日本茶など選択肢が豊富にありました。
(そして、メニューに載っていないものもあり、それらは写真のカードみたいなものも見せていただきました。)
スペシャルティコーヒーを中心に、生豆を厳選して使用。
珈琲豆の鮮度にこだわり、少量づつ焙煎。
一杯ごとに丁寧にハンドドリップ。
という情報をネットでチェック済みだったので、それぞれブレンドコーヒーを注文☕
食事のメニューで「おろし蕎麦」が一番気になっていたのですが、
お腹を空かせすぎて家を出たため、お店に到着するまで我慢ができず、途中で食べてしまったので、今回は残念ですが見送ることにしました。
その代わりと言っては何ですが
デザートは別腹よね、ということでシフォンケーキを注文しました。
しばらくすると、ハンドドリップで入れられたコーヒーが運ばれてきました。
アメリカに住んでいた時、本当にコーヒーには当たり外れがあり、
特にスターバックスやダンキンドーナツは気軽に入れる分、まともなコーヒーが出てきたためしがなく、だったらいっそラテで!とカフェラテ派だったので、
久々に外でコーヒー飲むなぁ…と思いながら一口。
語彙が少なくて上手に表現できないのですが、
旦那さんが注文したものと私のを飲み比べて味の違いが分かって楽しめたし、
ブラックでそのままコーヒーの香りを楽しみながら飲むことができました。
コーヒーの飲み比べなんかを二人でやっていると、
シャカシャカという音が聞こえてきて、生クリームたっぷり添えられたシフォンケーキも運ばれてきました。
ふわふわで、優しい甘さで、あっという間にぺろりと完食。
オーナーの方ともお話でき、
また、日本人のコミュニティがあることも伺うことができ、
新たに人に繋がっていくなぁと感じました。
浦項に来て、日本が恋しくなったら(恋しくならなくても)訪ねるといいかもしれません。
今度はご飯食べに行きます!
オーナーの方のブログはこちら☟
さくら食堂(사쿠라식당)
日韓関係で世間がざわついている中、
よりにもよって8月15日に、日本食レストランの「さくら食堂」へ
すっごい遅めのお昼ご飯(もはや、早めの夕食)を食べに出かけました。
ロッテデパート近くにあり、バスの通る道路に面しているため
何度もその前を通るので、以前から気になっていたお店の一つでした。
浦項では、お昼の時間帯(11時頃~3時頃)を逃してしまうと
3時~5時はクローズしているご飯屋も少なくないので、
タイミングを逃すと食べに行っても、ご飯にありつけないことも。
祝日だし、3時半すぎたところだし、やってないかも…と思いながらも
雨の中、夫婦で向かうと、やってました!!
店内に入り、「いらっしゃいませ」という韓国語以外は
ほぼ何を言われているのか分かりませんでしたが、
席に通され、お水はセルフサービスです、と教えてもらいました。
お水、というか薄めの麦茶を飲みながらメニューを読む。
全て韓国語で書いてあるのですが、チャーシュー丼とか、トンカツとか、
日本語をハングルで書いてあるので意味が分かりました。
(私たちが分からないものは、店員さんが写真を見せてくれながら説明してくれました。)
私はチャーシュー丼を、
うちの旦那さんはシャケ丼をオーダー。
味噌汁はスパイシーで、あれ?と思いましたが、
サラダのゆずドレッシングが美味しかったです。
で、肝心のメインですが、チャーシュー丼のチャーシューが
あんまりしっかり味がついていないのか、
あえての薄味なのか分からず食べていました。
向かいでは旦那さんが、醤油を小皿に出してシャケにつけて食べていると、
それを見かけた店員さんが、
その醤油は魚が乗ったままのご飯の上にかけて、魚を刺身のように食べたかったらこれを使って!的なことを言って別の醤油が入った皿を持ってきてくれました。
ご飯にかける醤油を味見すると、甘めの味だったので、
それをチャーシュー丼にかけると丁度良かったです。
(もはや、店の意図する食べ方を、二人してしていなかったかもしれませんが💦)
途中、サービスです、とコーラも持ってきてくれました。
この二人は全然韓国語分からないんだな、と察知したのか、
お互いに気まずい感じで無言で会計をしたのですが、
「잘 먹었습니다(ご馳走様でした)」と韓国語で伝えると、
何と言われたか忘れましたが、またのお越しを!的なことを言われて笑顔で見送られました。
報道は一部分が切り取られているものなので、
日本で私の身を案じてくれている友人もいますが、
住み始めてから、「私日本人なんです。韓国語分からないです。」と言うと、
何とか手伝ってあげなきゃなぁと思ってくれるのか、皆親切にしてくれます。
浦項でアメリカの味!?
浦項に引っ越してくる前に、長くアメリカに住んでいたので、
韓国行く前に沢山ジャンクフード食べとこ、と
近所で売っていたピザやハンバーガー、メキシカンなどを食べまくってきたので、
おかげで恋しいと思うことがあまりありません。
(年だから脂っこいものはあまり…というのもあるのかもですが。)
ただ、ウチの旦那さんが、職場でOUTBACKのお弁当がでた、すごく美味しかった、と何度も言うので、気になっていたOUTBACKへ一緒にご飯を食べに行くことに。
お弁当を出しているくらいだから、アメリカとは違うはず、
どんな感じかなぁと思って入店してすぐに、
そういえばアメリカでも1回しか行っていないし、
蓮の花のように開いた玉ねぎのフライを食べて、もう来ない!と思ったことしか覚えていないので、
メニューの比較のしようがないことに気づきました。
私達は4時という中途半端な時間に行っているので、空いていました。
席に着くと、ステーキとパスタ、スープ2つ、ドリンク2つ、食後にコーヒーがつく、カップルコースみたいなものを勧められました。(86,000₩)
色々悩んだ後に、ランチメニューの中から2品選びました。
ランチにはスープとエイド(ドリンク)がついてきます。(それに加えて、コーラはファンタなどのソーダは飲み放題。)
まずは、スープとパン。
チリスープは結構辛かったです。
そしてランチ2品。
結構な量で、残すかも…と思って食べていたのですが、
ダラダラ居座って食べているうちに完食しました。
ステーキ屋なのに、米ばっかり食べていたような気が…。
お肉は美味しかったのですが、二人でこの量だと少ないので、
もうちょっとバランスを考えて注文すればよかったなと思いました。
具体的な金額は忘れてしまったのですが、
一品当たり20,000~22,000くらいだったと思います。
玉ねぎのフライは無かったです。